かな臨書 高野切第三種

書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 よのなかは 948

2021年3月10日

書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 よのなかは 948

高野切第三種 伝 紀貫之筆 平安時代 948こうやぎれだいさんしゅ でん きのつらゆきひつ

よのなかはむかしよりやはうかりけむ

わがみひとつのためになれるか

変体仮名

よの那可はむ可しよりやはう可りけむ

わ可みひとつ能多めに奈れる可

書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 よのなかは 948

半紙半分のサイズに2行で、お手本と大きさをほぼ揃えて書きました。今回はバランス良く書けたかなぁと、自身では思っているのですが・・・

お手本は、二玄社の日本名筆選5 高野切第三種 です。


書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 よのなかは 948「けむ」の辺り、書いていたときは気持ちよく書けたなぁと思っていたのですが、アップ写真の全体をよくよく見ると、潤滑や線がまだまだ頼りないです。

まだまだ、どんどん書き込むように頑張ります。

現代語訳

世の中は昔からつらいものだったのだろうか。いや、そんなはずはない。では、私一人にだけつらいものになっているのだろうか。

やは ⇒ 反語。

わが身一つ ⇒ 一九三、七四七。

(角川ソフィア文庫 高田祐彦 訳注 新版 古今和歌集 平成21年 p.417)



高野切第三種 942 よのなかは

高野切第三種 949 よのなかを

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