かな臨書 高野切第三種

書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 あしひきの 953

2021年12月9日

近頃手がかじかんでしまって、書くまでにめちゃくちゃ時間がかかっています。冷え性にはつらい季節です。

ご覧になっていただいて、ありがとうございます。左ききのchatoです。

高野切第三種 伝 紀貫之筆 平安時代 953こうやぎれだいさんしゅ でん きのつらゆきひつ

あしひきのやまのまにゝかくれなむう

きよのなかはあるかひもなし

変体仮名

あしひき能やまの万尓ゝ可くれなむう

支よの那可はある可悲毛なし

現代語訳

どんな山でもその山のあるにまかせて隠れよう。山には「狭」があるが、つらい世の中には生きている効がない。

まにまに ⇒ そのとおりに。ここは、山の様子や状態に従って、という意味。

あるかひもなし ⇒ 「かひ」は「効」に「狭」を連想させる。また、「ある」は「生きる」の意味だが、「あるかひもなし」とことば遊びのようになり、ユーモラスな感じを生む。

(角川ソフィア文庫 高田祐彦 訳注 新版 古今和歌集 平成21年 p.419)

-かな臨書, 高野切第三種

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