かな臨書 高野切第三種

書道 かな臨書 高野切第三種 伝紀貫之筆 いかならむ 952

2021年11月29日

高野切第三種 伝 紀貫之筆 平安時代 952こうやぎれだいさんしゅ でん きのつらゆきひつ

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いかならむいはほのなかにすまばかも

よのうきことのきこえこざらむ

変体仮名

い可那らむい者ほのな可に春まばかも

よのう支ことのきこえこざらむ

お手本は、二玄社の日本名筆選5 高野切第三種です。半紙の縦半分のサイズに、2行に分けて、ほぼ本と同じサイズに書いています。

現代語訳

いったいどのような深い岩山の中に住んだならば、世の中のいやなことが聞こえてこないだろうか。

かは ⇒疑問、反語いずれにもとれるが、「いかならむ」との関係で反語がまさる。疑問としても、強い疑問。

 

(角川ソフィア文庫 高田祐彦 訳注 新版 古今和歌集 平成21年 p.419)



高野切第三種 951 よにふれば

 

-かな臨書, 高野切第三種

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